
伊勢山皇大神宮 納品
横浜の伊勢山皇大神宮創建150年記念事業の一貫、神楽殿、参集殿新築に伴う調度品製作の依頼を受けたのは3年前。
5年前に納めたロビーの誂えで信用をいただいたのがそのきっかけ。こだわりの宮司の要求に応えるべく、此度はデザイナースタート。神楽殿に据える繧繝縁畳を使用した新郎新婦用の座、紋縁畳仕様の親族用の椅子及び席と席の間にバッグなどが置ける三連椅子と八足テーブル。参集殿用国産無垢山桜を使った2メートルのテーブル、鳥の子和紙とうづくり秋田杉を上下に配したパーティション、伝統柄「鶴岡間道」を背と座に配したスタッキングチェア。本来は絹織物である製品を、京都の龍村美術織物に1年を掛けて椅子向けに誂えてもらいました。
京都の一流織物メーカー、静岡の一級の表具職人、畳職人さらに我々木工職人。我がライフワークと言って良い、いい仕事させていただきました。
正面には、鳥の子和紙とうづくり秋田杉を上下に配したパーティション。